nobuokondo’s diary

近藤伸夫の日記のようなもの

ズワイカニ漁が始まった

 ズワイカニ漁が11月6日に解禁になりました。今年はブランド化が目立ちます。もともと北陸のものは越前ガニ、山陰のものを松葉ガニと呼ばれていましたが、各県で鳥取県産は「松葉ガニ」白地に赤、島根県産「松葉ガニ」は青、兵庫県は漁港によって「浜坂がに」「津居山がに」青、「柴山がに」赤、京都府は「間人ガニ」緑、福井県「越前がに」は黄色、石川県産「加能ガニ」は水色。メスもそれぞれに呼び名が違い、今年は、それに加えて、特に良いがにを鳥取県で「松葉がに五輝星(いつきぼし)」石川県で、「加能ガニ金沢」というブランド化が始まった。ちなみに私の住んでいる福井県では2015年から「越前がに極み」というのがある。

 ブランド化がお好きなのですね。私こんな風景を思い出します。50年以上前のことですが、福井から新潟まで鈍行列車で旅をしたときのこと。その頃は列車から見えるまじかの景色がほとんど田んぼで、そこに大きな看板が立てられていたのです。「日本一おいしい福井米」。それが石川県に入ると「日本一おいしい石川米」富山県でも「日本一おいしい富山米」・・・。小学生ながらも、馬鹿じゃないのかと思いましたね。あれを見て以来、どうも「農協(今のJA)」が好きになれません。

 話は戻って、カニにしても自分は「越前がに」になりたいなどと思っているわけでもなく、ズワイガニなら「ズワイガニ福井県〇〇漁港」でいいじゃないかと思いますが。それよりもこれを書いていて蟹は「〇〇がに」なのか「〇〇ガニ」なのかはっきりしてくれと思いましたね。今日はそれぞれで使われているらしきものを参考にしましたが。農林水産省ズワイガニはカタカナですが、勝手な地域の呼び名だからどっちでも良いのかもしれません。

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