nobuokondo’s diary

近藤伸夫の日記のようなもの

食べれます?????? ・・・になります????

 最近、TVの話し手の下に、話している言葉を字幕にする(しゃべり文字とも言うらしい)ことをよく見るようになった。
 これを見ていて、明らかにしゃべっている言葉と違う言葉が字幕に表されることが気になってしかたない。例えば画面上で話している人が、「・・・・・美味しく食べれますよ」と言っているのに字幕では「・・・・美味しく食べられますよ」となっている。確かに文法的には食べられるが正しいのでありましょうが『この画面上でしゃべっている人は間違った使い方をしているので、訂正しておきました』と言われているようで不快感が残ります。そのくせ「こちらは・・・・になります」といった表現はそのままスルーされていることが多い。正しくは「こちらは・・・・です。(ございます)」でありましょう。「・・・・こちらは、本日のシェフのお勧めになります」といわれて、いくら待っていたとしても「シェフのお勧め」にはもうなりません。最初から「シェフのお勧め」なんですから。
 字幕をつくるのであれば、間違いでもなんでも本人のしゃべったとおりにするのがよい。もし、訂正するのであれば本人の許可を得るみとはもちろん、文法的に間違っているところについては、すべてを直すべきでありましょう。