nobuokondo’s diary

近藤伸夫の日記のようなもの

本を読むことに、人生が救われている

 私が割と読書家になったのは、高校生のときです。自宅のある今庄から北陸トンネルを抜けて敦賀高校まで通う列車通学の時間が30分ほどあり、そのときに読書する習慣がつきました。

 最も読書習慣に影響を与えたのは加藤諦三氏の「高校生日記」で、この本で加藤諦三ファンになった私は、「やり抜くために俺がいる」「俺には俺の生き方がある」などの本を読み漁りました。ちなみにそれらの本は文庫本で復刻されていますが、元のものは1万円。唯一紛失した「高校生日記」を捜したことがありますが、そのとき10万円以上だったのて゛あきらめたことがあります。

 それから山本いずみ氏(うろ覚え)著の「愛とはなにか」に嵌まって、愛をめぐるさまざまに生き方を知り、それは私の恋愛遍歴にも多大な影響を及ぼしました。

 今のようにインターネットでなんでも調べられる時代ではありませんでしたので、私は問題が起こるとすぐに本に助けを求めました。歯が痛くなると「歯の痛みをとる」。部屋にカビが生えると「カビの研究」などなど。これらのお陰でHOW TOものの蔵書はかなりのものです。そしてラジオ番組の制作に携わっていた時にはこれらの本のお陰でクイズ制作などに助けられました。

 最近感謝している本は、池田千恵著「『朝4時起き』で、すべてがうまく回りだす!」です。今朝もまず3時59分にスマホのアラームがなり、うえとうとと至福のまどろみを20分体感して、次のアラームで起床。朝ぶろに入りながら日経を読んで、仏壇にお参りして出社。5時30分には事務所につきました。このような生活をもう2年間ほど続けていますが、この生活がもう10年間早く始められていたら、もっと充実した人生になっていたに違いないと思いながらも、65過ぎてからでもこの習慣が身について本当に良かったと思っています。
 本はかなりのペースで買っていますが、例えば10冊購入して5冊読破すれば上出来.くらいの気持ちです。本当に出会えてよかったと思う本に巡り合うためには多くの本を読まなくては・・ね。

 ※これを書いている途中で「高校生日記」を捜したら、AMAZONでヒットしたので購入してしまいました。

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読書習慣に影響を与えた「高校生日記」