nobuokondo’s diary

近藤伸夫の日記のようなもの

リュク型カバンは嫌いです。

 最近、おじさんたちの通勤カバンが、リュク型になってきている。私はこのスタイルが嫌いです。

 おそらくこのタイプの好まれる理由といては、まず歩くときもバランスいいし機能的であるということがあげられると思います。そして機能が研ぎ澄まされたものは美しいのですなどという輩も一定数いるはずです。

 私はこのリュック姿、とくにスーツにリックが美しいなどと思ったことは一度もありません。そして美しくないものは身に着けたくないと思っています。なんでも機能を最重要にしてしまったら、と考えると恐ろしくなります。では、なにがい嫌いなのかを分析してみたいと思います。

 ①おじさんが、ますますおじさん臭くなる。若い人もおじさんになる。ような気がする。

 ②大体において、黒や濃いグレーのものばかりでおしゃれ感がない。素材も濡れても大丈夫なようなものが多く、それは風呂敷に荷物入れて担いでいるのと変わらないような気がする。

 ③電車にのると、ほかの方に迷惑にならないように前にリックをもってくるが、これがまた間抜けに見えてしまう。

 これくらいかな。案外少ない。あまり欠点がないのに嫌いなのは、生理的なものなのだろう。でも嫌いなものはしょうがない。

 ところで、こんなタイプが全部嫌いかというとそんなことはなく、以前のことだが、フランス製で女学生がもつ手提げかばんをリック兼用にしているものがあってそれを購入したことがある。可愛い女の子が背負うと可愛かったろう。私がしてみたらかっこよくなかったので、使用はしたけどリュクとしては使わなかった。

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今日みかけたリュクおじさん