nobuokondo’s diary

近藤伸夫の日記のようなもの

コロナ禍のおかげで、引退後の生活がみえてきた。

 私はイベント企画運営の会社を経営している身でありますが、今年のコロナ禍の影響をもろに受けて、現在ほぼ四半期の三期目を終えて売上高が9割減という恐ろしい結果になっている。これにはいろいろと理由があり、会社のクライアントが大会社に属するところが多く、イベント自粛は当たり前で、おまけにほとんどが県外なのでなかなか顔も出せなかったなどのことだろうと思っています。

 ニュースなどでは、業態を転換してコロナ禍の状況下においても業績を伸ばしているところが取り上げられていますが、その反面は新しいことにチャレンジしてさらにダメージを被っているところがその何倍もあるであろうことを私は知っています。で、ここはおとなしくじっと我慢を決め込んだ結果が9割減となったのですが、これは予測の範囲です。3月の時点で今年はあきらめようと決めたのです。

 本日は11月の15日ですが、コロナの罹患者は昨日1737名と記録を更新して第三波と騒がれながらも政府は「GO TO 〇〇」を中止、また非常事態宣言を出すには至っていないなどの苦しい答弁。「始めるは易く、やめるは難し」の言葉そのものの状態です。

 そんな中で、私は仕事らしい仕事が毎日あるわけでもなくなり、本を書いたり、資格を取ったりとの新しいことができる時間がもてました。仕事をやめたとたんに怠惰な生活になるのではと心配していましたが、朝4時に起きて、6時に事務所へ行ってその日の計画をたてて・・・。という生活をしているうちに、引退後もこの生活をできるだけ続ければいいんだな。ということがわかってきました。

 これは、人生においてチャレンジしようとしいう気持ちが衰えていないことが重要です。そのためにはアンテナを張って好奇心が衰えないようにしなければなりません。老後はもっと楽しくなるのか・・と思うとワクワクしてきます。こんなことを思えるのは仕事を一時中断させてくれたコロナのお陰です。

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事務所で朝日を浴びるのが毎日気持ちいい。